グローバル化と共に高まる翻訳需要

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世界中で自分の住む国以外に旅行をした人は2018年には約14億人に達しました。地球上の人口の5人に1人が海外旅行をしたという計算になります。海外旅行をする日本人、日本を訪問する外国人も増加傾向にあり、国境を越えた人とモノの往来は数十年前とは比べ物にならないくらい活発になっています。

これは、ビジネスの世界においても例外ではありません。多くの日本企業が海外への事業展開を望み、日本の高品質の製品やサービスにリーチしたいと思っている海外の企業、顧客も少なくありません。

そんな時、障壁となるのが言葉の壁です。観光旅行ではカタコトの外国語やジェスチャーでもどうにかなることはあるものの、ビジネスとなると、些細なことでもお互いに誤解が生じないよう、契約書をはじめ、きちんとした文書のやり取りが必要になります。

また、自動翻訳を使ったようなウェブサイトでは、集客もままならないでしょう。海外への事業展開の成功には、正確な翻訳がカギを握っているのです。

グローバルな展開を目指す企業にとって、翻訳会社とのパートナーシップは必須です。

グローバル化の波

近年の傾向として、様々な企業で契約書翻訳の需要が伸びています。海外へ進出したり、海外企業と提携する日本企業が増えているだけではなく、日本に進出する海外企業が増加していることによって、様々な企業へグローバル化の波が押し寄せているのです。

ネイティブレベルの語学力があったとしても、企業の業務を理解した上で翻訳をする能力があるとは限りません。また、英文自体の解釈はできていても、肝心の文章が機械翻訳のようにたどたどしかったら、顧客からの信頼を得ることは難しいといえるでしょう。そこに、それぞれの分野の専門性と語学能力を兼ね備えた人材のプールを有する翻訳会社に翻訳を依頼するメリットがあります。

外国人労働者の受け入れ

また、日本の人口の少子高齢化に伴い、様々な分野において、将来的には海外からの労働者の増加は避けられないと言われており、日本政府も法整備など本格的な外国人労働者の受け入れの準備を進めています。これも、もう一つのグローバル化の波です。

それに伴って、様々な言語に翻訳した雇用契約書やマニュアルを用意する企業が増えていくでしょう。

これは単に労働者が日本語を学習すればよいという単純な話ではありません。通常、外国人の日本語学習者にとって、書くことと読むことは、話すことよりも格段に難易度が高いのです。長年学習したとしても、漢字、カタカナ、ひらがなの混じった長い文章を読みこなせるレベルに達する日本語学習者は、ほんの一握りです。

つまり、自分の母国語、またはせめて英語などの理解可能な言語の文書なしには、外国人労働者が自分の労働条件や作業指示、業務上の要件をすべて理解することは非常に困難といえるでしょう。

Google翻訳など、無料で利用できるオンラインのサービスもあるにはありますが、残念ながら、現時点の技術レベルでは、とんちんかんな訳が返ってくることも珍しくありません。

つまり、外国人労働者を迎える企業にとっても、トラブルのない働きやすい職場環境作りには、プロによる翻訳は欠かせないのです。

このように、世界的な流れに加え、国内の情勢を考慮しても、日本のグローバル化は不可避であり、信頼できる技術と料金での翻訳の需要は今後も高まっていくといえるでしょう。

Aプラスは、英語翻訳はもちろんのこと、中国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語など、各言語の翻訳依頼を承っております。翻訳でお困りの企業様は、お気軽にご相談ください